『機関車トーマス(汽車のえほん)』とイギリス鉄道遺産、そのほかの話題です。
このブログについて
このブログは『機関車トーマスと英国鉄道遺産』の著者、
秋山岳志が作成しています。

この本を書くにあたって参考にした資料のメモ、
イギリス取材で訪れた数々の鉄道遺産、
機関車トーマスや、
その作者ウィルバート・オードリー関連の事柄などを中心に書いております。
また、その他国内外の鉄道の乗車記も、折に触れてアップしています。

お仕事のご依頼やお問い合わせなどは、以下までお願いいたします。
hiramekarei〔アット〕hotmail.co.jp
(〔アット〕を@に差し替えた上でご利用ください)


姉妹サイト
英国運河をナローボートで旅するには?
Cycling in the World 〜日本と世界の自転車事情〜
もよろしくお願いいたします。


●著作●
09:30 はじめに - trackbacks(0)
原鉄道模型博物館に「トーマス」が走る!
横浜の原鉄道模型博物館で開催されていた「きかんしゃトーマス スペシャルギャラリー」に行ってきました。

鉄道模型ファンの間では有名なんだそうですが、私の訪問は初めてでした。

入口でトップハム・ハット卿の出迎えを受けます。


エンジニアでもあった原信太郎の鉄道趣味が高じて、
そのコレクションで埋め尽くされた原鉄道博物館。
展示された模型車両は「1番ゲージ」と呼ばれる、軌間45mmの大型のものが主流。

日本でポピュラーなNゲージが軌間9弌
私も昔ちょっと遊んだHOゲージが16mm、
Oゲージがその約2倍の32个任垢ら、
かなり大きな模型ということがわかるかと思います。

ここで展示されているトーマスと仲に間たちも1番ゲージ。
ガラスケースに入っている車両には、モデルとなった実際の機関車についても言及されていました。

まずはトーマス。

給炭水施設のジオラマも、今となっては懐かしの「お人形」もリアルです。

アニーとクララベル。


最速記録を打ち立てた「フライングスコッツマン」にも採用されたA1/A3をモデルにしたゴードン。


グレートウェスタン鉄道出身がご自慢のダックは、
現在の保存鉄道に多く残る5700型がモデル。


テレビシリーズで活躍したエミリーはクラス4-2-2。


原型にきちんと言及しているあたり、
トーマスの原作者ウィルバート・オードリーの精神と共通するものがあります。


ところで、聞いてはいましたが、展示された模型のクオリティは並外れています。
車両内部の作り込みはもちろん、架線からの集電、
そして、機関車によっては、実物の駆動システムまで模型で再現しています。

ここまで来ると、もはや趣味の域を越えていますね。

全部撮影しているときりがないですが、
たとえば私も何回か行ったハンガリーのブダペストの地下鉄。

世界で最初の電車地下鉄。
世界初の地下鉄はロンドンですが、オープン当初はSLだったのです。

ヨーロッパの国際列車に連結されていたワゴンリー社の食堂車は、
優雅なディナータイムの細部を再現。


トーマス・シリーズではスペンサーとして登場したA4。


原氏は、相当裕福な家に生まれたようで、子供時代から高価な鉄道模型意を所有していたとか。
大人になってからは、実物の鉄道写真撮影に国内外を飛び回り、
そのアルバムがデジタル公開されています。


私用していた機材も、カメラファン垂涎の名機がずらり。


お金持ちなのはうらやましいですが(笑)、
その財産をこうやって公開してくれたことには、ただただ感謝です。


トーマスのプラレールコーナー。

プラレールは、子供が大好きだったので、今でも自宅にかなり在庫があります。
もっともうちは、オークションなどでそろえた中古ばかりですが。

トーマスとその仲間たちが元気に走り回ります。


この写真コーナーの裏に、鉄道模型のジオラマがあるのですが、これが圧巻でした!


各地の鉄道博物館にあるジオラマは、NゲージやHOゲージがほとんど。
大スケールの1番ゲージは、私も初めて見ました。


実際の旧国鉄車両を使った運転台で、体験運転もできます。

「車載カメラ」も搭載しているので、走行映像をモニターで見ながら運転できます。

トーマスの仲間たちも、線路のあちこちで活躍中。

こちらはパーシー。

機関区も見事に再現されています。

ターンテーブル上にいるのは、2番をつけたエドワードですね。

急行列車を牽いたゴードンが走ります。


「俺は強くて速い!」と、観客に威張りちらしているのでしょうか?(笑)


機関区とは別のターンテーブルで、ヘンリーが回っていました。


貨車を1両だけ牽いたジェームズ。

手前に、ひと昔前のドイツ(かな?)の優等列車が通過していくと、
雰囲気もアゲアゲになりますね。

奥の方の独立した線路では、双子のビルとベンが活躍中。


機関車の運転時刻はタイムテーブルに掲示されていましたが、
さすがに1日中いるわけにはいかず、このあたりで失礼。

しかし、トーマスと仲間たちといい、ほかの列車といい、
大きなスケールだとリアル感が全く違い、時間を忘れそうでした。

出口近くにあった別のジオラマは、
博物館のある横浜の風景を再現しています。

こちらはHOゲージ。
1番ゲージに比べると、小さく見えますよね。

次に横浜へ行った時は、別の視点からゆっくりまた見学したいところです。

●著作●


その隣には、なぜかぽつんとワムが放置されています。


彼女たちは、ホームで出発を待っているのでしょうか。


このマシン? は、おそらく清掃用。


中はガラガラですが、荷物車です。


旧国鉄の急行列車を思い出させるサボ(行先表示板)。


ホームの先、機関車のところまで来ました。


ディーゼル機関車はGE製。
カラカラというエンジン音が旅情を誘う中、
向こうのホームにチェンマイ行きの夜行列車が入線してきます。


今度は、近郊からのディーゼル列車が到着してきます。


トラン行きも出発です。

定刻より約5分遅れ。
バンコク在住が長い私の友人によると、
タイ国鉄の運行は破滅的にひどく、
時刻表はあってもなきがごとくだとか。

タイでも新幹線計画があり、政府もそちらに資金を集中させていて、
在来線はおざなりになっているようです。


フアランポーン駅へのアクセスは、地下鉄が便利。
地下鉄の駅には、フアランポーン駅の歴史のひとつとして、
ブミポン前国王が使っていた待合室の椅子(だと思います)が展示されていました。


圧倒的な国民的支持を受けていたブミポン前国王は、
一昨年、惜しまれながら逝去。

その葬儀が行われたのは一周忌にあたる昨年11月で、
その場所は今、彼の業績を展示するパビリオンになっています。

その中に、前国王の行幸の数々が紹介されていました。

「働く国王」とも言われていたブミポン前国王は、
鉄道を使って、タイ国内をくまなく旅行していたようです。


出迎えた人々に、惜しげもなく手を振ります。


お召車両から体を乗り出す姿に、国民も感銘を受けたことでしょう。


国王も男の子、やはり乗物は大好きだったようで、
昔遊んだおもちゃも展示されていました。



●著作●


すらりとしたスタイルのOL?らしき女性を激写。

車内に、多民族国家らしく、さまざまな衣装が見えます。


車体全体をラッピングする方法は、バンコクのBTSと同様。


近くで見ると、小さな穴がたくさん開いていて、
車内からちゃんと風景が見えるのです。


モノレールにも乗りました。


モノレールはもちろんですが、LRTも高架。
なんでここだけモノレールにしたのか?
技術的なことはわかりませんが、不思議です。



何年か前にも訪問したマレーシア国立博物館、
その前に展示されている往年の鉄道車両。


SLは2両あります。


そして、イギリス製のディーゼル機関車。


国立博物館からほど近いところにある警察博物館、
ここは前回、入れなかったのですが、今回はOK。

その庭に展示されていたのがこれ。

なんだかかわいらしい車両ですが、
1953〜1960年にかけて警察が警備用に使用していたArmaourd Wickham Trolly(AWT)という機関車だそうです。

どの路線を走っていたのかは書かれていませんが、
おそらくKL市内に路面電車があって、
そこを走っていたのではないでしょうか。

●著作●

511系は、関東在住の私には目新しい車体ですね。
車内はクロスシートでした。

小松駅で下車し、仕事を終えた後、福井方面行きに乗って帰ります。


加賀温泉駅で下車。


ちょうど「しらさぎ」と交換でした。


加賀温泉駅のこのポスターには笑いました。

Lady Kaga。
なるほどねぇ。

でも、新幹線がさらに延伸されると、このあたりもJRから切り離されてしまうんでしょうね。

帰路の北陸新幹線車内では駅弁、
といいたいところでしたが、仕事先が用意してくれたサンドイッチで朝食。

これはこれでおいしかったですが。

乗ったのが「はくたか」で、長野駅で「かがやき」の待ち合わせがありましたので、
動画を撮影します。


実は、新幹線のような優等列車にあまり興味はなく、
ひと昔前の普通列車や急行列車が好きなので、
なんでもかんでも新幹線にとってかわられてしまう昨今の現状は、
何とも悲しく思えてしまいます。

●著作●


そして私たちの乗るチェスター行き。


旅の思い出に浸る(?)次男。



妻と長男は、もうぐったり。


チェスター駅での乗り換え時間が長かったので、
構内のカフェで一休み。


そしてロンドン行きに乗ります。


車内は満席状態でした。


実は車内に入った時、私たちが予約しておいた座席にほかの人が座っていました。
これ、イギリスでは「普通」なんです。

イギリスの列車には「指定席」はあっても「指定席車」はありません。
つまり、同じ車両の中に指定席と自由席が混在しているのです。

指定席には、車掌がスリップ(小さい紙)を差し込んでおきます。
最近の新しい車両は、荷物棚に付いているインジケーターに「Reserved」と表示されます。

だからわかりにくい、というのもあるんですが、
そもそもイギリスの人は、指定席か自由席か、あまり気にしないようですね。

今回も、ほかの人が我々の指定席を「占拠」しているのを見て、
「すみません、ここ、私たちが予約しています」
と言うと、ああ、そう、と素直に空けてくれました。

別に悪びれもしません。
予約客が来たらどけばいい、というくらいの感覚です。

日本の指定席は機能的ですが、違う席に間違えて座っていようものなら、
すごい形相でにらまれたり、時には怒鳴られたり・・・・・。

自分の指定席って、そんなに大切なんですかね?

これくらいアバウトなほうが、気楽に旅ができそうです。

でも、特に長距離列車利用の際は、事前予約を強くお勧めします。
ネットで簡単に予約できますから。


こちらの車内でも、お疲れ様のみんな。


無事に、ロンドン・ユーストン駅に到着しました。


こんなところで、2017年の家族旅行でした。

●著作●
11:29 イギリス鉄道遺産 comments(0) -
ナローボートで訪問した、スランゴスレン鉄道 Llangollen Railway
今年の8月、家族でナローボートの旅に出かけました。

2011年にも行っているのですが、
今回は、念願のスランゴスレン運河Llangollen Canal。

クルーズの様子は別のブログで紹介していますが、
初日に到着したスランゴスレンには、
鉄道遺産、スランゴスレン鉄道があります。

スランゴスレン鉄道は、過去にも乗車していて
自著でも紹介している鉄道遺産ですが、
家族と一緒に見るのは初めてです。

スランゴスレン駅はディー川に隣接。
コーウェンCorwen行き一番列車が発車準備中でした。

私が前回乗車したとき、終点はカロッグCarrogだったのですが、2014年にカロッグ〜コーウィン間が開通。
一度廃線になった線路を復活させる鉄道遺産、
古い線路がまた復活し、延伸されていくんですね。
まさに、生きている鉄道だということを実感させられます。

そんなこともあって、今回はコーウィン駅まで乗ってみたかったのですが、
ナローボートのクルーズ予定との兼ね合いで断念。
スランゴスレン駅での発車の見学のみとなりました。


ボランティア駅員も、楽しそうです。

運転台を見せてもらいました。

写真を撮影していると、機関士が運転台を下りてくれて、
石炭をくべる様子を撮影しやすくしてくれました。


出発時刻、すごい量のスチームで機関車が見えなくなります。

線路をまたぐ橋の上で撮影していた私たちのほうへ、
猛然と向かってきました。

動画は、長男が撮影してくれました。


次男が撮影してくれたスマホ版の動画もあります。

時々指が入っちゃってますが(笑)、ご愛敬で。

コーウィン方面に去っていきます。


スランゴスレン駅は、小物にも凝っています。

1人で何個ものトランクをもって旅行に出た時代もあったんでしょう。

一番列車が出た後、ボランティアたちはおしゃべりの時間。

この後は、お茶でもするんですかね。

出札窓口にも歴史が見えます。


●著作●
15:08 日本の鉄道 comments(0) -
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>
PROFILE
NEW ENTRY
CATEGORY
MOBILE
qrcode
COMMENT
TRACKBACK
ARCHIVE
LINKS
RECOMMEND
RECOMMEND
きかんしゃトーマス・グッズ大全 (NEKO MOOK)
きかんしゃトーマス・グッズ大全 (NEKO MOOK) (JUGEMレビュー »)

このブログや私の著書を参考にしていただきました。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
ちいさなきかんしゃレッドごう
ちいさなきかんしゃレッドごう (JUGEMレビュー »)
ダイアナ ロス,レスリー ウッド
RECOMMEND
日本のおすすめホテル
書籍のご注文はこちらから!
イギリス鉄道遺産取材の必須アイテム
自動販売機がそのへんにある日本とは違うイギリス。 夏でも朝夕はちょっと冷える外での取材に、 温かいコーヒーがいつ前も飲めるこのサーモマグは ずっと愛用しています。
SPONSORED LINK