『機関車トーマス(汽車のえほん)』とイギリス鉄道遺産、そのほかの話題です。
このブログについて
このブログは『機関車トーマスと英国鉄道遺産』の著者、
秋山岳志が作成しています。

この本を書くにあたって参考にした資料のメモ、
イギリス取材で訪れた数々の鉄道遺産、
機関車トーマスや、
その作者ウィルバート・オードリー関連の事柄などを中心に書いております。
また、その他国内外の鉄道の乗車記も、折に触れてアップしています。

お仕事のご依頼やお問い合わせなどは、以下までお願いいたします。
hiramekarei〔アット〕hotmail.co.jp
(〔アット〕を@に差し替えた上でご利用ください)


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英国運河をナローボートで旅するには?
Cycling in the World 〜日本と世界の自転車事情〜
もよろしくお願いいたします。


●著作●
16:30 はじめに - trackbacks(0)
トークショー@鉄道模型コンテスト2019ご報告
先日お知らせした、「鉄道模型コンテスト2019」のメインステージに登壇させていただきました。

会場は東京ビッグサイトの青海展示棟。
入場後、館内で開催されている高校生たちのジオラマ作品を見学。

高校生なのに、なんていうのは失礼ですが、
どの学校も、かなりのレベル。


箱根登山鉄道の宮ノ下駅周辺をイメージした作品。


こちらは中央線の猿橋ですね。


私も、鉄道模型そのもは好きだったのですけど、
ここまでやるには至りませんでした。

代わって(笑)、こういうのが大好きな次男が、
ジオラマをどんどん写真に収めて行きます。


「トーマス」やその仲間たちのミニ列車も走っていました。


「トーマス」に出てくる機関車の模型を製作するメーカーも出店。

こちらはブラック5、
『ハリー・ポッター』に出てくる「ホグワーツ急行」ですね。
ブラック5といえば「ヘンリー」のモデルですが、
赤い車体は「ジェームス」を思い出させます。

ぐるっと会場を回ったところで、私の出番がやってきました。


だいたい私、人前で話すことが苦手なんで(;^ω^)、
かなりシドロモドロだったはず。


ですが、進行をやっていただいた、アナウンサーの久野知美さんなどのサポートをいただき、
なんとか持ち時間を乗り切りました。


一緒に登壇してくれた、日立製作所の松沢さんは、
鉄道好きが高じて、イギリス向け車両の部門に志願。

今では、グレート・ウエスタン鉄道(GWR)をはじめとして、
ロンドン・ノースイースタン鉄道(LNER)など、
かなりの列車が日立製に置き換わっているようです。

実は来月、イギリスに行く予定なので、
本物に乗れるといいですね。

会場にいらしていただいたみなさまに、
この場をお借りして御礼申し上げます。
10:06 イギリス鉄道遺産 comments(0) -
鉄道模型のイベントで、トークショーを行います。
東京ビッグサイトで開催される鉄道模型のイベントで、
トークショーに登壇させていただきます。
https://www.moraco.jp/

日時は7月27日、予定は、13:00〜です。
https://www.moraco.jp/stageevent

内容は、イギリス鉄道遺産ときかんしゃトーマスのお話になります。
鉄道模型会社のKATOが、トーマスのモデルを日本で発売するのを機に、白羽の矢を立てていただきました。

こちら、中野にあるそのKATOのショールーム。

打ち合わせのために行ったのですが、
レイアウトを見ているだけで、時間を忘れそうでした。


お越しいただければ幸いです。
16:13 「トーマス」に関するエトセトラ comments(0) -
“東北本線”を往く
出張の際、盛岡から青森までの移動に、鉄道を使いました。

この区間は「東北本線」だったはすですが、
新幹線の開業で、民間に移譲されてしまい、
盛岡〜金田一温泉間がIGRいわて銀河鉄道、
金田一温泉〜青森間が青い森鉄道となっています。

新幹線開通前に、私は何度か乗車したことがある区間ですが、
民間になってからは初めになります。


今回は、まず花巻空港に到着したので、
いわて花巻空港駅から盛岡まで乗りました。

ここだけは、まだJR路線です。
車内はすべてロングシート。


盛岡駅に到着しました。


翌日、盛岡駅でIGR鉄道の切符を購入。

ここも、次の青い森鉄道も、ICカードはおろか、
クレジットカードでの購入もできません。

ホームに八戸行きが入線してきました。

車両は、青い森鉄道のものですね。

車内はセミクロスシート。

最初はロングシートに座りましたが、ほどなく空いてきたので、
1ボックス占拠(笑)しました。

通勤なら仕方ないですが、旅では、やはりこうでしょう!

車内はこんな感じでした。


終点の八戸駅で青森行きに乗り換え。
路線橋を渡るのは面倒でしたが、
5分の乗り換え時間でなんとかクリアします。


この列車は、残念ながら総ロングシートでした。



ところで、新幹線開通に伴って在来線が民間移行されると、
JRでしか使えない「青春18きっぷ」や、
外国人用の「JAPAN RAIL PASS」もこの区間では使用できなくなります。

青い森鉄道では、途中下車をしないで、
通しで乗れば使えるようですね。

車内には、こんな中吊りがありましたが、
日本に詳しくない外国人観光客に複雑なルールを理解してもらうのは難しい。

そんなことの周知に手間をかけるよりも、
旧JRの区間は、すべて乗れるようにした方がよいのではと思います。

どうせ乗り換えで改札があったり、車内検札があるのですから、
そこで記録取ることは、今のIT技術を持ってできなくはないでしょう。

「運営主体が違うのだから、運賃も別」
という主張は、供給側の理論の押し付けにほかなりません。

これが日本の「おもてなし」の実態なのです。


途中、女性アテンダントが乗り込んできて、車内を回ります。
盛岡駅では八戸までしか切符を買っていなかったので、車内精算してもらいました。

こういうペラペラの車内補充券、手にしたの何年ぶりでしょう・・・・・。

以前えちぜん鉄道に乗った時も女性アテンダントがいましたが、
地方ローカル線は、アテンダントのサービスで活路を見出そうとしているのかもしれません。

この彼女の、東北弁もろ出しの口調も、
とても親しみがあって、印象に残っています。

そういえば、この列車は運転手も女性でした。


先のIGRにしても、盛岡駅での出札は女性スタッフ。
女性活用、ということもあるのでしょうが、
今や、鉄道だからと言って、男性だ女性だと言っている時代ではないのかも。

昼過ぎに青森駅に到着しました。


久しぶりのローカル線旅情を楽しみ、
昼ご飯は、駅近くの観光市場でニシン焼き定食です。


青森からは青函フェリーで函館に渡ります。
続きを読む >>
16:25 日本の鉄道 comments(0) -
「会計」で読み解く、イギリス鉄道史
電車の中吊り広告で気になった、この本を読んでみました。



会計というと、数字が多い印象、いや、実際そうなのですが、
とっつきにくい会計の話題を、
歴史に登場する人物や事柄に合わせて、楽しくひも解いています。

本著では、1つの章をイギリスの鉄道に充てていて、
現在、世界各国で使われている会計制度のあるものが、
鉄道の誕生で「発明」されたことを紹介しています。

(写真はブルーベル鉄道)

それは「減価償却」です。

金額的に大きな物、つまり「固定資産」を購入した場合、
それを全額いっぺんに計上するのではなく、
数年に渡って分割して経費にするシステムが減価償却ですが、
それが必要なのは、固定資産があるからこそ。

そもそもイギリス、というか、当時の世界には固定資産という概念がなかったそうです。

鉄道を建設するとなると、莫大な投資が必要になり、
その費用を建設時に全部計上してしまうと、
当然、その会計期間は赤字になり、
株主には配当されません。

一方、営業が回り始めて利益が出た後に株主になれば、
配当をいただける見込みが高くなります。

そこで、建設や車両購入に要した初期費用を、
その後何年かに分割することで、
株主に対する公平性を保とうとしたのです。

言い換えると、一気に全額計上するシステムだと、
建設前には誰もその会社に投資しませんよね。


新しい会計システムに対応するために、
「会計事務所」なるものが誕生したのも、この時でした。

今でもイギリスに名前が残るグレート・ウエスタン鉄道(GWR)を扱ったのは、
「デロイト」という事務所。
こちらも現在、デロイトトーマツという大手監査法人に受け継がれています。


この本では、鉄道の前に隆盛したイギリスの運河にも少しだけ言及していますが、
運河時代には、固定資産という考え方が生まれなかったように読めます。

(写真はバーミンガムの運河)

当時、鉄道と運河の大きな違いは、
運河会社はインフラ、つまり水路だけを保有しており、
船主から通行料を徴収することで収入を得ていました。

一方鉄道は、線路も車両も、両方保有していますので、
文献に当たらなくても、鉄道のほうにより大きな投資が必要なことは明らかでしょう。

が、運河建設にもそれなりの投資額が要ったはずです。

どうして運河会社には固定資産、そして減価償却の考えが出なかったのか?
この本ではわかりませんが・・・・・。


ところで本書の著者は私と同じ歳で、しかも卒業した大学と学部も同じ。
つまり、大学のどこかですれ違っていたかもしれない方です。

本業は公認会計士で、このような会計関係の本もかなり出されており、
こんな才人が近くにいたなんて、と思うと、
なんだか親しみを持って読むことができました。
08:55 イギリス鉄道遺産 comments(0) -
王子〜三ノ輪橋の都電旅を、スマホ編集動画で
所用で行った王子から、次の用があった三ノ輪橋まで、都電で移動しました。
最近、都電沿線にはよく行くのですけど、
乗車したのは、かなり久しぶりでしたね。

王子駅に入線してきます。


運転台に掲げられた車両メーカーのプレート、
これを「アナル工機」と呼んでしまうおバカさんは、私だけ?(笑)


終点の三ノ輪橋駅には、最近、
都電グッズを売る店ができました。


最近、仕事で動画制作をしていることもあり、
スマホの編集アプリを使ってみることにしました。


初めて使ってみましたが、
普段PCで使っているAdobe Premierに比べると、
できることが少ない分、操作が簡単。
私が作る動画でしたら、この程度で十分かと思います。
11:36 日本の鉄道 comments(0) -
インドとパキスタンの鉄道 〜映画『パジュランギおじさんと小さな迷子』〜
映画『パジュランギおじさんと小さな迷子』を観てきました。

インドで親と別れ別れになってしまった小さな女の子を見つけたインド人青年、
パワルが、その子の親を探すというストーリー。

実はその子、隣国パキスタンからやってきたことがわかり、
一緒にパキスタンに向かうのですが、
カシミール地方の領有をめぐって軍事衝突を繰り返す両国ですから、
簡単にはいきません。

内容は映画を観ていただくこととして、
こちらのブログで紹介したいのは、冒頭部分、
女の子が母親と一緒にパキスタンからインドに向かうシーンです。

村に住む母娘は、列車でインドのある場所を目指すのですが、
その車中ではぐれてしまいます。
一連のこのシーンで、パキスタン、そしてインドの鉄道がたくさん登場するんですね。

どちらも、かなり古めかしい車両ばかりですが、味があります。

母娘が乗る車両は、昼間は座席ですが、夜はベッドになっているので、
クシェットみたいなものなんでしょうか。

インドといえば、世界有数の鉄道王国。
旅先としては、自分の候補にはなかなか挙がらない国ですが、
こういう映画を観ると、そそられますね。

女の子の故郷がカシミール、という設定ですが、
その風景は、まさにスイスかどこかのアルプスそのもの。

こんな美しい所で、お互いに殺戮を繰り広げているとは・・・・・。


映画では、国家や宗教という社会問題を提起しながら、
踊りあり、アクションありのインド的なパワーで押しまくられます。

159分という長尺もあっという間。
先日観た『パッドマン』といい、最近のインド映画は当たりすぎで、嬉しい限りです。
17:05 海外の鉄道(イギリス以外) comments(0) -
くまのプーさん展 〜作家とイラストレーター〜
渋谷のBUNKAMURAミュージアムで開催されている
「くまのプーさん展」に、子供と行ってきました。

ディズニーのキャラクターでも有名なプーさんですが、
今回は「クラシック・プー」とも呼ばれているEHシェパードの原画が中心。

私は、絵本のプーさんで育った世代なので、
シェパードの絵のほうが、ディズニーよりも親しみがあります。

ところで、絵本というものは、ストーリーと絵の作家が同一人物の場合と、
別々の場合があります。

イギリス児童文学で見ると、
『ピーターラビット』の作家、ベアトリクス・ポターこそ両方書いているものの、
このミルンをはじめ、別々というケースも少なくありません。

プーさんの前、シェパードはケネス・グレアム『たのしい川べ』の挿絵も担当していますが、
これら"巨匠"たちを年代で並べると、
ポター、グレアム、ミルンの順になり、
活躍した期間も少しずつ重なっていますので、
お互いに影響しあったことでしょう。

その後を継ぐのが、1911年生まれのウィルバート・オードリーになるわけですから、
「トーマス」シリーズが彼らの作品からインスパイアされたことは、
間違いのないところ。

そのあたり、詳しいことは拙著『機関車トーマスとイギリス鉄道遺産』にも書きましたが、
ウィルバートも含めて彼ら全員に共通しているのは、
物語を貫くリアリティです。

現世界をベースに、あり得ることを物語に結実させていく。
このスタンスにより、ありありとした姿が子供の目に浮かぶのです。

この展覧会でも紹介されていた、「プーの森」も、
ミルンが暮らしたギルズラップの中を、
ミルンとシェパードがいっしょに歩いて、スケッチしたものが元になっています。

ウィルバートも、物語にブレが出ないよう、
あえてソドー島という架空の場所を設定したのでした。

ただ、ミルンが、その作家人生を通してシェパードと蜜月関係にあったのに対して、
ウィルバートは、挿絵作家を何回も変えています。
それが不幸だったのか、逆によかったのかはわかりませんが。


プー展の会場は、一部、撮影が許可されています。


ハートフィールドの「プーの棒投げ橋」のモデル。


これが実際の橋。


なんだか、またプーさんの世界に浸りたくなりました。
14:34 「トーマス」に関するエトセトラ comments(0) -
待乳山聖天の「さくらレール」
浅草にある待乳山聖天で、「さくらレール」に乗りました。

境内の小高い丘の上にある本堂との間を往復する乗物。
ケーブルカーみたいですが、
ケーブル(索道)は使っておらず、
いわゆるモノレールだといっていいでしょう。

こういう「意外」な乗物が実は大好きな私。
階段を上り下りできる体力はまだありますが、
上りだけ乗車してみました。

時間は1〜2分ですけど、
なんとも楽しい乗物です。
18:11 日本の鉄道 comments(0) -
北関東周遊
昨年から、仕事関係で、茨城、栃木、群馬の北関東によく行くようになりました。

先月は、土浦まで常磐線で移動。

そこからは、自転車や車で佐原へ。
千葉県の佐原が「北関東」かどうかはよいとして(笑)
旧市街の小野川の上を通過する列車を撮影。


成田線の滑河から成田、そして京成成田からは京成線で東京に帰ってきました。

その2日後には、東京から足利、桐生とまわって日帰り。
乗りはしませんでしたが、わたらせ渓谷鉄道のかわいらしいディーゼルカーを、
桐生駅で発見しました。


仕事をしていた時間よりも、乗車時間のほうが長かった?
まあ、鉄道は嫌いじゃないので(;'∀') 楽しい旅でした。
12:41 日本の鉄道 comments(0) -
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