『機関車トーマス(汽車のえほん)』とイギリス鉄道遺産、そのほかの話題です。
このブログについて
このブログは『機関車トーマスと英国鉄道遺産』の著者、
秋山岳志が作成しています。

この本を書くにあたって参考にした資料のメモ、
イギリス取材で訪れた数々の鉄道遺産、
機関車トーマスや、
その作者ウィルバート・オードリー関連の事柄などを書いております。

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もよろしくお願いいたします。


●著作●
『機関車トーマスと英国鉄道遺産』
『英国乗物遺産探訪』
『イギリス鉄道遺産の旅』

03:00 はじめに - -
落ち葉
3月末に家族で宮古島へ行ってきたのですが、
ANAの機内誌で連載中の「おべんとうの時間」に、
函館市電の女性運転士の方が登場していました。

函館市電のといえば、私の編著で2008年に出版した
『女子のりもの系就職図鑑』でも、
女性運転士の方にインタビューしました。




この方ではありませんでしたが、
同期のようですね。

路面電車が街路に溶け込んでいる都市は日本にもいくつかありますが、
なかでも函館は実にマッチしています。


坂の上から電車、海と映しこめる素晴らしいアングル。



ところで、ここでインタビューされている運転士の方、
運転で一番気をつけなくてはいけないのは、
レールに張り付いた落ち葉だとか。

落ち葉といえば、『きかんしゃトーマス』のシリーズでも、
「おちば」というお話がこの巻に収録されていますよね。


DVDはこちら。


坂を登ろうとしたジェームズが、
濡れ落ち葉に車輪を取られてスリップ。
さあ、大変!


一方、こちらの本には、イギリスにあるジョークを紹介しています。


線路に積もった落ち葉が原因で電車が遅れた。
その鉄道会社は枯葉剤をまいたのに、また遅れた。
その理由は「別の種類の葉っぱだったから枯葉剤が効かなかった」。

このジョークは、イギリス人なら誰もが知っているものだとか。


古今東西、落ち葉は鉄道の敵、
ということなんでしょうね。
00:22 「トーマス」に関するエトセトラ comments(0) trackbacks(0)
横浜の路面電車展
みなとみらい線の日本大通駅に直結した横浜都市発展記念館で、
「横浜にチンチン電車が走った時代」という特別展が開催されています。

今年は横浜から路面電車が消えて40周年になるそうで、
当時の写真や路線図などの資料が展示されています。

個人的には、横浜に路面電車が走っていたとは知らなかったですねぇ。
もっとも、かつては日本中にあったわけですから、
横浜くらいの大都市ならあって当然かもしれません。

同時に、ヨーロッパやアメリカで見直されている路面電車やLRTの展示も行われています。


特別展は4月1日まで。
23:05 日本の鉄道 comments(0) trackbacks(0)
横浜港貨物線跡
東日本大震災から1周年に当たる3月11日、
所用もあって、横浜に行ってきました。

この日は、大桟橋のホールで知人が写真展をやっていて、
それを観に行ったのです。

一通り見終わった後、屋上のデッキへ出てみます。

14:46、1年前の3月11日に発生した東日本大震災の犠牲者を悼んで、
横浜港内に停泊している船が一斉に弔笛を鳴らします。

私もしばし黙祷。

その後、大桟橋付近を歩いていると、
正面にこんなものが見えます。

横浜貨物線。
昔は鉄道が走っていたんですよね。


こちらの方のブログに詳しいですが、
山下臨港線というのだそうです。

子供の頃、山下公園から何回か、
機関車と貨車が通過したのを見た記憶があります。

現在は、一部が歩行者道として開放されています。

イギリスだったら、絶対保存協会が線路を復活させているでしょうねぇ(笑)
23:15 日本の鉄道 comments(0) trackbacks(0)
神奈川県のローカル線
自転車関係の取材で、相模原と茅ヶ崎へ行ってきました。

東急田園都市線で長津田へ、そこから横浜線で相模原。
相模原から再び横浜線で一駅乗って橋本、
そこから相模線で茅ヶ崎、というルートでした。

まずこちらは横浜線。


そして相模線。


取り立てて書くほどのこともない通勤路線ばかりなのですが、
私はこのあたりの鉄道に乗ったことがほとんどなく、
特に相模線は、記憶では初めてでした。

沿線の方には申し訳ないですが、
相模線の周囲の景色って殺風景ですよね。
田畑でもなく、住宅地でも商業地でもないような場所が延々と続いておりました。

茅ヶ崎からは東海道線〜湘南新宿ラインで恵比寿へ。
湘南新宿ラインは、恵比寿以北は何度か使ったのですけど、
南の方は、こちらも初めて。

茅ヶ崎からは東海道線の東京行きに乗ったので、
ネットの時刻表だと品川まで行って山手線に乗り換えるのが一番早かったのですが、
あえて戸塚で乗り換えて、湘南新宿ラインを待ちました。

戸塚で降りた後、東京行きと横須賀線が来ましたが、
いずれも空席が目立ちました。
でも、乗るべき湘南新宿ラインは結構込んでいたんですよね。
おそらく本数が少ないこともあるのでしょうが、
やはり渋谷や新宿に出るにはこちらのほうが便利ですから、
人気があるのだと思います。
07:01 日本の鉄道 comments(0) trackbacks(0)
『ラピュタ』に登場した「トビー」
ジブリの『借り暮らしのアリエッティ』は、昨年封切られたばかりなのにもうDVD化され、
さらに昨年末にはテレビでも放映されましたね。
あんまり人気がなかったのでしょうか・・・・・?

そのせいもあるのか、『天空の城ラピュタ』も年末に放映されました。
観た方も多いのではないかと思いますが、
実は私、初めてだったんです。

その中に、武器を乗せた装甲列車がジェットコースターのように走り回るシーンがありましたが、
列車を引いている機関車、あれはまさしくトビーですよね!

とてもSLには見えない箱型のボディが特徴の「路面機関車」、
まさにトビーと瓜二つでした。

トビーが走っていたのは、イングランド東北部に展開するイーストアングリア地方にあった
ウィスベック&アップウェル鉄道Wisbech & Upwell Railwayでした。

鉄道には路面区間もあり、まさにチンチン電車のようにSLが走っていたのです。

現在は廃線となってしまい、その面影はどこにも残っていませんが、
ウィスベックにあるウィスベック&フェンランド博物館Wisbech & Fenland Museumに、
いくばかかの写真が展示されていて、当時の様子に思いをめぐらすことができます。



それにしても、あの宮崎駿監督、
およそSLらしくないトビーのような機関車を描いたのでしょうか?

おそらく『トーマス』を観て、「これだ!」とインスパイアされた・・・・・
とトーマス・ファンの私としては思いたいですが。


  


06:52 「トーマス」に関するエトセトラ comments(0) trackbacks(0)
江戸東京博物館の台車
所用で東京・両国にある江戸東京博物館へ行った時、
2階のテラスにこんなものが展示されていました。

こちらの方のブログによると、
東京市電(都電)4000系の台車だそうです。

それにしてもこの台車、風に吹きさらされてかわいそうでした。
説明書きもこの通り、ほとんど判読できません。

せめて解説くらいはメンテナンスしてあげたいものです。
17:35 日本の鉄道 comments(0) trackbacks(1)
フェスティニオグ鉄道Ffestiniog Railway
イギリス鉄道遺産の中でも有名中の有名なフェスティニオグ鉄道ですが、
どういうわけかこのブログでは紹介してませんでした。

単行本などで何度も取り上げていることもあって、
記憶が混乱していたようです・・・・・。


フェスティニオグ鉄道といえば、とにもかくにもこのSL。

前後どちらにも運転台があるフェアリー・スタイル
なんだかJRのDD13とかDD51みたいです。
こうやってどちらにも向いていれば終点駅に転車台を設置する必要はありません。
また、エンジンも2つ付いているのだそうで、パワーも2倍出ます。

運転席のアップ。

見事に「線対称」です。

ポートマドックPorthmadog駅で出発準備中の列車。


かわいらしいピンク色のシャツを着ている女性スタッフはボランティアかな?

機関士なのか、機関助手なのか。
聞いたことはありますが、
鉄道遺産で女性ドライバーというのはここで彼女を見て以来、それっきりです。

転轍機も手動。
一度自分の手で動かしてみたいのですが(笑)


列車がポートマドック駅を出て行きました。
最後尾の客車は展望車みたいですね。



列車が出て行った後、ポートマドック駅を散策。


駅の奥のほうにあったヤード。
これが給水タンクかな?


ポートマドック駅に併設されたパブ「スプーナーズSpooners」

スプーナーというのは、
フェスティニオグのような線路幅の狭いナローゲージ鉄道の代表的な設計者の名前。
スプーナーは一家で鉄道の世界で働き、
世界遺産にも登録されているインドのダージリン・ヒマラヤ鉄道の建設にも関わりました。
17:50 イギリス鉄道遺産 comments(0) trackbacks(0)
エイボン・バレー鉄道 Avon Valley Railway
ブリストル近郊にある鉄道遺産、エイボン・バレー鉄道(AVR)をご紹介します。


元々ミッドランド鉄道の一部だったというこの鉄道遺産を訪問したのは2004年のことでした。

AVRには駅が3つあるのですが、
まん中にあるビトンBitton駅がヘッドクオーター、
すなわち「中央駅」に当たるというのが、ちょっと変わったところです。

ここがそのビトン駅。


出発準備中の機関車と客車。


駅は記憶にないのですが、
SLの頭がこちらに向いているので、おそらくエイボン・リバーサイドAvon Riverside駅。


機関士そのほかのスタッフ、出発前のひととき。


家族連れもたくさん。


客車の中には、こんなかわいらしいディスプレイを施した車両も。


車内は一般的な4人がけボックスシートでした。


この客車は、第二次世界大戦中、
基地や補給拠点を結ぶ列車に使われていたそうです。


廃車した客車を使ったカフェ。


バッファー(緩衝器)がベンチになってました。



エイボン・バレー鉄道は、週末のみの運行が基本なので、
外国からの旅行者には利用しにくいかもしれませんね。
06:46 イギリス鉄道遺産 comments(0) trackbacks(0)
ウェスト・サマーセット鉄道 West Somerset Railway
2004年に撮影した、ずいぶんと古い写真が出てきました。
イングランド南西部にあるウェスト・サマーセット鉄道(WSR)です。


路線の長さは20マイル、32kmもあり、イギリスの鉄道遺産の中で最長。
駅の数も10もあり、ちょっとした営業鉄道のローカル線並み。

私にとってWSRは、記憶の向こうに忘れ去りそうになりつつ、
乗車した日のことは今でも思い出深いのです。

というのも、事前に運行情報を調べていかなかったおかげで、
到着してみたら一般の運行日ではなかったのです。


バスで出発駅のビショップス・リデヤードBishops Lydeard駅に着いてみると、人気がほとんどない。
でもホームへの扉は開いていて、ちらほらと人はいるのです。


いぶかしく思ってその中の一人に聞いてみると、
この日はフットプレート・エクスペリエンスの日で、通常のサービスはない、
というのです!

フットプレート・エクスペリエンスとは、一般の人がSLを運転できるもの。
簡単な講習を受けた後、運転台でSLの運転操作をすることができるのです。

WSRではフットプレート・エクスペリエンスを「スチームエンジンマン・コース」という名称で呼んでいますが、
体験コースは210ポンド、第一段階は450ポンド、第二・三段階は475ポンド、第四段階が795ポンド、
と結構なお値段。


この運転コースが行われる列車には一般の乗客は乗れません。

がっかりして肩を落とした私ですが、
その係員らしき人は、
「運転コースで終点まで行って帰ってくる列車なら、特別に乗って行ってもいいよ!」
と言ってくれたのです!
いやぁ、これは嬉しかったですねぇ!


出発まで、ビショップス・リデヤードにあるミニ博物館を見学。


鉄道模型の大きなレイアウトもありました。



出発が近づくと、コース参加者がホームに集まってきました。


運転台に乗り込みます。


私も客車に入りましたが、当然他のお客さんはいませんから、一両独り占めです。


後で見てみたら、参加者の奥様と思われる女性もほかの客車に同乗されていたようでしたが。

出発すると、長い線路をゆっくりと走り始めます。



ちょっとびっくりしたのは、乗客が一人もいないのに、ビュッフェが営業していたこと。

さらに車内販売の人も回ってきました。
私は、何か飲み物を買った記憶があります。


終点のマインヘッドMinehead駅で機関車の付け替え。


連結作業も参加者がやるようですね。


お値段は高いですが、やはり好きな人には堪えられない。
大人だけの遊び、といったところですかね。

18:33 イギリス鉄道遺産 comments(0) trackbacks(0)
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